最近のバックエンド案件ってどんな傾向？

一言でいうと、クラウド環境とセットの案件が本当に増えました。 AWSやGCPを前提にしたマイクロサービス化の相談や、古いシステムのモダン化がかなり多いです。

既存のPHPサービスをSpring Bootにリプレイスしたり、APIを外部に公開して他サービスとつないだりする案件もよく見かけます。

どんな技術が強みになる？

言語やフレームワークは、Java（Spring Boot）、PHP（Laravel）、Python（Django）、Go、Node.jsあたりが相変わらず主流です。 ただ最近は、「クラウドを前提にインフラも含めて触れる人」が特に重宝されています。

DBはMySQLやPostgreSQLに加えて、RedisやMongoDBなどでキャッシュやNoSQLを扱えると活躍の場面が広がります。

CI/CD（GitHub Actions、CircleCIなど）の仕組みをチームで回した経験があると、即戦力として見てもらいやすいです。

実際の単価はどのくらい？

Web系でチームの一員として機能追加だけを担当する場合は、月50〜70万円ほどが一般的です。 一方で、要件定義から設計まで携わると、月90〜120万円くらいは狙えます。

さらにクラウド環境の構築や運用まで巻き取れると、月100万円以上の案件も珍しくありません。

フルリモート案件はまだ増えてる？

増えています。 特にバックエンドはSlackやMeetなどのオンラインコミュニケーションで進むことが多いので、チームの連携さえ取れれば場所はあまり関係ありません。

最近は「最初の数ヶ月だけ出社して、その後はフルリモート」という形もよく見かけます。

案件を選ぶときに見ておきたいポイント

バックエンド案件を探すときは、以下のポイントをざっくり確認しておくと安心です。

• どこからどこまで任されるのか（要件定義から？ 実装だけ？）
• 言語・フレームワーク・DBの選定自由度
• クラウド環境の規模と構築の裁量
• チームの開発フローやレビュー体制
• ドキュメント文化が整っているか

実装に集中したい人もいれば、要件定義やクラウド設計まで踏み込みたい人もいるので、 自分がどこまで関わりたいかを意識して選ぶとミスマッチを防げます。

どうやって単価を伸ばす？

設計フェーズに関われると、単価は安定して上がります。 加えて、インフラやクラウドの知識を強化すると声がかかりやすいです。

最近は「設計＋実装＋インフラを一貫して任せられる人」は本当に重宝されるので、 何か一つでも新しい武器を増やすだけで条件が変わってきます。

最後のひとこと

バックエンドは表には出にくいですが、どんなサービスにも欠かせない大事な役割です。 最近の案件事情を踏まえつつ、自分の得意分野をどこに広げるか、ぜひ考えてみてください。