最近のPMO案件ってどんな感じ？

最近は、大きめのプロジェクトにはPMOが当たり前に入るようになってきました。
特に複数チームが絡む案件や、クライアントとのやり取りが多い案件では、PM一人じゃ手が回らないんですよね。
進行管理だけじゃなくて、課題を整理したり、報告資料を作ったり、会議の調整をしたりと、裏方のようでいて要の役割です。

どんなスキルが活きる？

PMOはコミュニケーション力と調整力が命です。
とはいえ、ただ会議を回すだけじゃなくて、開発やインフラの流れが分かってると話が早いです。

ExcelやPowerPointを使った資料作成、議事録まとめも多いので、基本的なドキュメンテーション力は必須。
最近はConfluenceやNotionでの情報整理ができる人も重宝されます。

単価ってどれくらい？

PMOの単価は、業務範囲によってけっこう幅があります。
単純なスケジュール調整や進捗管理だけなら、月60〜80万円くらいが多いです。
課題管理、品質管理、クライアント折衝まで担うと、月100万円前後は十分狙えます。

大規模プロジェクトでPMを束ねるPMOリーダーになると、120万円以上の案件もあります。

フルリモートでできる？

できます！
進行管理や会議調整がメインなので、SlackやMeetを使いこなせればフルリモートでも問題なしです。
ただ、大きめの案件だと「初月だけ週1で出社」みたいな条件も多いので、ある程度は柔軟に構えておくと◎です。

案件選びで見るポイント

• プロジェクトの規模と自分の立ち位置（PMOメンバーかPMOリーダーか）
• どこまで任されるか（進捗だけ？ 課題・品質・会議運営まで？）
• ツール環境（JIRA、Backlog、Confluenceなど）
• ドキュメントの量や資料作成の範囲
• クライアント対応の有無

「調整だけでいい」と思って入ったのに、品質管理まで任されてた！なんてこともあるので、最初に範囲を確認しておくのがコツです。

単価を上げるには？

PMOでも、ただの事務担当にならずに、プロジェクト全体を見て提案できると単価は上がりやすいです。

課題を自分から拾って、PMやクライアントに改善案を出せる人はどこでも重宝されます。

英語ができると、外資系のPMO案件はさらに単価が高めです。

最後にひとこと

PMOは、チームがスムーズに動くための“潤滑油”みたいな存在です。
現場の小さな困りごとに気づいて先回りできる人は、どこでも頼られます。
自分の強みを活かして、現場を支えるプロを目指してみてくださいね。