COBOLってどんな言語？

COBOLって聞くと、「昔の言語でしょ？」って思う人も多いかもしれません。
でも実は、銀行とか保険とか官公庁系の基幹システムで、今でも現役で動いてるめちゃくちゃ大事な言語なんですよ。

古いけど、いざ止まったら困るシステムが多いので、COBOLを触れるエンジニアはずっと必要とされてるんです。

• 金融系：銀行、証券、クレジット
• 保険会社：契約管理や支払いシステム
• 官公庁：住民情報や税関連のシステム

COBOL案件って減ってるの？

「もうなくなるんじゃないの？」って言われることもありますが、現場感としてはまだまだ残ってます。
システムが大きくて一気に切り替えられないので、保守・改修の案件は安定して出ています。

最近は、COBOLのシステムを新しい言語に置き換えるマイグレーション案件も多いです。
そういう案件では、COBOLを読める人がいないとどうにもならないので、結局COBOL経験者に声がかかるわけです。

COBOL案件の単価ってどれくらい？

だいたいの相場感を出すとこんな感じです。

• 保守・運用メインだと月40〜60万円くらい
• 設計やリーダー、マイグレーション案件だと月70〜90万円くらい
• 大規模プロジェクトやPMに近い立場だと月100万円超えも普通にあります

若手でCOBOLできる人が本当に少ないので、経験があるだけで結構重宝されます。

リモート案件って多い？

COBOL案件はまだまだ常駐が多いです。
理由はやっぱり古い基幹システムを扱うので、セキュリティが厳しいんですよね。

ただ、最近は一部の設計フェーズやマイグレーション案件で、リモートと併用できるところも増えてきてます。

どんなスキルが求められる？

COBOLだけできればいい、ってわけでもなくて、実際は周辺の知識が結構大事です。

• COBOL（JCL含む）
• ホスト（汎用機）の操作
• バッチ処理や帳票出力
• 設計書の読解力
• クライアントやユーザー部門との調整

COBOLでフリーランスするなら？

COBOLは「若手が少ない」「ベテランが引退していく」って流れなので、経験がある人はそれだけで武器になります。

• どの業界のCOBOLに触れてたか
• 設計から保守までどこまでできるか
• マイグレーション案件の経験があるか

ここを整理しておくと、案件が決まりやすいです。

最後にひとこと

COBOL案件って、派手さはないけど「誰かがやらないと回らない」仕事です。
だからこそ、今でも需要は根強く、安定した単価で長く働けるのが大きな魅力。

「久しぶりにCOBOLに戻りたいな」という方も、経験がしっかり活かせる場面はたくさんあります。
落ち着いて腰を据えて働きたい方には、うってつけの選択肢かもしれませんね。