VC++ってどんな開発に使われる？

VC++（Visual C++）って、Windowsアプリ開発や組み込み系で根強く使われてる開発環境です。
昔から使われてるから「レガシー？」って思われがちですが、今でも現役で動いてるシステムはたくさんあります。

特に製造業とか金融、制御系のソフトでVC++が残ってるパターンは本当に多いですね。

• Windowsデスクトップアプリ
• 制御・組み込み系
• 金融・証券システム
• 医療機器や計測機器の制御ソフト

VC++の案件ってまだあるの？

「もうC++は新しいのに置き換わってるんじゃないの？」って言われることもありますが、
実際にはVC++じゃないとメンテできないシステムがゴロゴロしてます。

完全にゼロから新規開発は少ないかもしれませんが、保守や追加開発、リプレイス案件はまだまだ多いです。
特に、ハードウェアと一緒に動く制御系とかは切り替えに時間がかかるので、VC++エンジニアが重宝されてます。

VC++案件の単価ってどれくらい？

だいたいの相場感を出すとこんな感じです。

• 保守・改修メイン：月50〜70万円くらい
• 設計〜開発まで一通りやれる人：月70〜90万円くらい
• 要件定義や顧客折衝、リーダーもやれる人：月100万円超えもあります

組み込み系や制御系だと、Cだけじゃなくてハードウェア知識があると単価は上がりやすいですね。

リモート案件って多い？

VC++案件は正直、リモートはまだ少なめです。
理由はやっぱり、ハードウェアが絡むので、現物を触る必要があったり、セキュリティが厳しいことが多いんです。

ただ、設計フェーズや一部モジュール開発だけリモートOKというパターンも増えてきました。

どんなスキルが求められる？

VC++だけじゃなく、周辺知識があると強いです。

• VC++（MFC、ATLなど）
• Windows APIの知識
• C、C++の基礎力
• 制御・組み込み系ならハードウェア知識
• デバイスドライバ開発経験があると◎
• チーム開発の経験

VC++でフリーランスするなら？

VC++は新規よりも「古いけど止められないシステムを保守できる人」がとにかく必要とされてます。

• MFCなど古いフレームワークの経験
• 新しいC++に置き換えるマイグレーション経験
• ハードウェアと連携する制御ソフトの経験

これを整理しておくと、提案の幅が広がります。

最後にひとこと

VC++って、最新の技術じゃないかもしれないけど、
「誰かがやらないと止まる」システムを支えている、大事な存在です。

実は今でも多くの現場で必要とされていて、経験者は本当に重宝されています。
「昔やってたけど最近触ってないな〜」という方も、もう一度スポットライトが当たるタイミングかもしれませんね。