Javaって、どんな言語？

Javaは1995年に生まれた、比較的“古株”のプログラミング言語です。
でも、古いからといって廃れているわけではありません。むしろ今も、多くの企業で第一線で使われています。

「一度書けば、どこでも動く」という設計思想のもと、WindowsでもMacでもLinuxでも、JVMという仕組みさえあれば動かせるのが特徴です。
しかも、オブジェクト指向なので大規模開発にも向いていて、コードの再利用や管理がしやすいというメリットもあります。

フレームワークやライブラリも豊富で、開発効率を上げたい現場では重宝されている言語ですね。

Javaって、どんな場面で使われてるの？

実は、私たちの身の回りの“縁の下”を支えているのがJavaだったりします。

たとえば、

• 銀行や保険会社の業務システム
• 病院の診療予約システム
• 配送会社の在庫・物流管理
• 官公庁や自治体の基幹システム

いわゆる“止まっちゃ困るシステム”には、信頼性が重要です。だからこそ、歴史があって実績のあるJavaが今も選ばれているんですね。

単価ってどのくらい？

経験年数や扱える技術によって変わりますが、ざっくりとした相場はこんな感じです：

• 経験1〜3年：月40〜60万円前後
• 経験3〜5年：月60〜80万円程度
• 5年以上：月80万円以上、なかには100万円を超える案件もあります

Spring BootやStrutsなどのフレームワークが使えたり、AWSやAzureといったクラウド環境に慣れていたりすると、高単価の案件にも手が届きやすくなります。
チームの技術的な方向性を引っ張っていける人材は、特に重宝されます。

いまのJavaって需要あるの？

「昔の言語でしょ？」なんて思われがちですが、いえいえ、今も現役どころか、むしろ追い風です。

• Spring Bootを使ったマイクロサービス開発が主流に
• 既存のJavaシステムのリプレース（刷新）案件が増加中
• IoTや5G時代に合わせたリアルタイム処理にも対応可能

時代に合わせて、Javaも進化してきたんですね。
レガシーと最先端、どちらの現場でも活躍できるというのは、なかなかすごいことです。

Javaのリモート案件の実情は？

ここ数年の流れもあり、Java案件の働き方も多様化しています。

ただし、リモートOKと書かれていても、企業によっては「最初の1ヶ月だけ出社」など条件がつくこともあるので、そのあたりは案件選びの際にしっかり確認しておくと安心です。

Javaの案件でフリーランスとしてやっていくには？

もちろん、Javaが書けるだけでは不十分です。最近の案件で求められているのは、たとえばこんなスキルです：

• SpringやStrutsなど、実務で使われているフレームワークの経験
• AWSやGCPなどのクラウド環境の操作スキル
• SQLやNoSQLの違いを理解し、データベース設計ができること
• チームとスムーズに連携するコミュニケーション力

特にリモート案件では、「人となり」が見えにくい分、信頼関係の構築が大切になってきます。レスポンスの早さや、丁寧なやり取りも評価されるポイントですよ。

最後にひとこと

Javaを扱えるエンジニアは、まだまだ多くの現場で必要とされています。
自分の経験やスキルが活かせる案件を見つけて、次の一歩につなげてください。
良いご縁がありますように。