ウイルスの歴史【1995~1999年】安全神話の崩壊とサイバーパンデミックの幕開け

記事監修
(株)ライトコード代表取締役 金城直樹
元フリーランスエンジニア。「自分で作ったものを自分で触れないのは物足りない」と考え、BtoC向けのWebアプリ・モバイルアプリ開発を専門とした(株)ライトコードを2011年に創業。
「好きを仕事にするエンジニア集団」を掲げ、現在、50人以上のエンジニアを束ねる。会社経営の傍ら、今だに第一線で活躍するエンジニアでもある。開発のことなら何でもござれな「何でも屋」。趣味は釣り。

記事を3行で解説

➀1990年代後半、インターネットの普及により、コンピュータウイルスは単なる「いたずら」から世界規模の「サイバー兵器」へと進化した。

➁文書を開くだけで感染する「Concept」や、メールのプレビューだけでPCを乗っ取る「Bubbleboy」など、便利な機能の隙を突く手口が次々と誕生した。

➂人間の心理やネットワークの繋がりを悪用したこれらのウイルスは、現代の高度なサイバー犯罪の原点となった。


ピーヒョロロロ…」というダイヤルアップ回線の接続音。

1995年は、になった「Windows 95」の発売を皮切りに世界中がお祭り騒ぎ。

一般の家庭やオフィスにインターネットの普及という、大きなパラダイムシフトを迎えます。

地球の裏側にいる人と一瞬でメッセージを送り合える、誰もがそんな輝かしい未来に胸を躍らせていた時代です。

しかし、世界中のパソコンが「ネットワーク」という一本の糸で繋がった瞬間、それはハッカーやサイバー犯罪者たちにとってエキサイティングで巨大な狩り場の誕生を意味していました。

「ウイルスなんて、怪しいフロッピーを入れなきゃ感染しないでしょ?」

そんな“安全神話”は、この5年間で打ち砕かれることになります。

今回は、「イタズラ」から「世界規模のサイバーパンデミック」へと変貌を遂げた、激動の1990年代後半を振り返りましょう!

前回の記事はこちら

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目次

Concept(コンセプト) – 1995年

それまでのウイルスの常識は「プログラムを実行しなければ感染しない」「フロッピーディスクで感染する」というものでした。

しかし、「Concept」は、その常識を完全に破壊しました。

文書ファイル(.doc)を開いただけで感染する、世界初の実用的なマクロウイルスだったのです…!

文書を開くと、Wordの標準テンプレートファイルである「Normal.dot」に自分自身のマクロコードをこっそり書き込みます。

すると、それ以降ユーザーが新規作成したり保存したりする「すべてのWord文書」にウイルスがコピーされていく仕組みでした。

データを破壊するような悪意はなく、画面に「1」という謎のメッセージボックスを表示するだけでしたが、文書データのやり取りだけでウイルスが広がるという事実を証明してしまい、これ以降、世界中のオフィスがウイルスの温床となってしまったのです!

カトウカトウ
「取引先からの議事録です」って渡されたファイルを開いただけでアウトってこと!?
にゃん八にゃん八
仕事で使う文書ファイルが感染源になったことで、企業のIT部門は発狂したぞ。
翌年にはExcelに感染する「Laroux(ラルー)」も登場し、全世界のオフィスがウイルスの巨大な培養炉になってしまったのだ
カトウカトウ
Excelも!?
にゃん八にゃん八
Larouxは、感染すると「PERSONAL.XLS」という名前の隠しファイルを勝手に作成するだけだったが、企業の「売上データ」「顧客リスト」「経理情報」という絶対にやり取りしなければならないデータを媒介にしたため、企業のネットワーク管理者を大パニックに陥れたんだ
カトウカトウ
でも、Larouxもデータ破壊活動は行わなかったんだ
にゃん八にゃん八
そうだ。
だが、文書データのやり取りだけでウイルスが広がるという事実を証明してしまい、これ以降、世界中のオフィスがウイルスの温床となってしまったわけだ…!
カトウカトウ
真面目に仕事をしてファイルを共有する優秀なサラリーマンほど、優秀なウイルスの”運び屋“になってしまう皮肉な時代の幕開けか…

Marburg(マールブルグ) – 1998年

1998年に登場した「Marburg」は、Windows環境をターゲットにした高度な技術と、大企業を巻き込んだ歴史に名を残すウイルスです。

Marburgは「ポリモーフィック型」と呼ばれる高度な技術を搭載していました。

これは、他のファイルに感染するたびにウイルス自身のプログラムコードを全く別の暗号に書き換える技術で、当時のウイルス対策ソフトのシグネチャマッチングをすり抜ける非常に厄介な性質を持っていました。

そして、このウイルスが世界を震撼させたのは、その「見せ方」と「感染経路」です。

感染すると、デスクトップのアイコンや標準のシステムアイコンが、次々と真っ赤な×(バツ)印」に書き換わっていき、ユーザーを強烈なパニックに陥れました。

当時、×(バツ)印は、Windowsの致命的エラーのアイコンでした。

にゃん八にゃん八
こいつが発症すると、デスクトップ画面のあちこちに、Windowsの「真っ赤なエラーアイコン(❌)」が大量に散らばるという視覚テロを起こすのだ
カトウカトウ
うわ、パソコン開いた瞬間にそれが出たら心臓止まりそう!
にゃん八にゃん八
しかも、大手ゲーム会社が発売した大ヒットゲーム「WarGames(ウォーゲーム)」の公式販売用CD-ROMに、ウイルスが混入したまま世界中に出荷されるというとんでもない大事件を引き起こした
カトウカトウ
お金を出して買った有名企業の公式ソフトから直接ウイルスに感染したのね
にゃん八にゃん八
前代未聞の事態を引き起こした。
これによって「市販のパッケージソフトなら絶対に安全」という当時のユーザーの常識が、真っ赤なエラーマークと共に完全に破壊されたわけだ
カトウカトウ
公式のゲームディスクを買ってきたら、画面がエラーマークだらけになるなんて、とんだクソゲーですよね…

CIH(チェルノブイリ) – 1998年

台湾の大学生によって作成されたこのウイルスは、これまでのデータを消すというレベルを遥かに超越していました。

発症日である4月26日になると、ハードディスクを破壊するだけでなく、なんとマザーボード上のフラッシュBIOSを物理的に書き換えてしまうのです。

発症すると、電源を入れても真っ黒な画面のままピクリとも動かない、完全な鉄クズと化してしまいます。

発症の条件が1986年のチェルノブイリ原発事故と同じ4月26日だったため、後に「チェルノブイリ・ウイルス」という通称で呼ばれるようになりました。

1999年の4月26日に世界中で一斉に発症し、特に韓国、中国、中東などのアジア圏を中心に数百万台のパソコンが物理的に破壊。

データの復旧どころかマザーボード自体の交換修理が必要となり、企業活動を麻痺させる大パニックを引き起こしました。

ウイルスの悪意が、データという目に見えないものの破壊にとどまらず、「ハードウェアの物理的な死」を直接引き起こせることを世界に証明してしまった、サイバーセキュリティ史における最悪の転換点です。

カトウカトウ
CIHの製作者って、やっぱり重罪になったんですよね?
にゃん八にゃん八
それが、逮捕すらされなかったのだ!
カトウカトウ
ええっ!?
あんなに被害を出したのに!?
にゃん八にゃん八
1998年当時、台湾にはまだ「コンピューターウイルスを作成・散布すること」を直接取り締まる法律がなかったのだ。
しかも被害者が直接告訴状を出さなかったため、警察も逮捕できず、最初は厳重注意と兵役だけで済んでしまった
カトウカトウ
法律がサイバー犯罪に追いついていなかったのね…
にゃん八にゃん八
さらに皮肉なことに、兵役を終えた彼は、そのズバ抜けたプログラミング能力を高く評価され、台湾の超大手マザーボード製造メーカーにエンジニアとして就職したのだ
カトウカトウ
マザーボードを破壊するウイルスを作った男が、マザーボードを作る会社にスカウトされるなんて…!

Back Orifice – 1998年

1998年、伝説のハッカー集団「カルト・オブ・ザ・デッド・カウ」によって開発されたBack Orificeは、これまでのウイルスの目的を根底から変えてしまった、歴史的な遠隔操作ツールです。

名前はMicrosoftのサーバー製品「BackOffice」をもじった強烈な皮肉で、Windows 95/98のセキュリティがいかにザルであるかを世間に告発する目的で公開されました。

自己増殖はしないので、厳密には「トロイの木馬」に分類されますが、その影響力は絶大でした。

感染すると、攻撃者は専用の操作パネルを使って、ターゲットのPCを完全に支配できてしまいます。

「Windowsのセキュリティなんてザルだ」

世界に見せつける彼らなりの過激な警告でしたが、結果的に悪意ある犯罪者たちに最高のツールを与えてしまうことになりました…!

にゃん八にゃん八
これは厳密にはウイルスではなく「トロイの木馬」や「RAT(遠隔操作ツール)」と呼ばれるものだな
カトウカトウ
遠隔操作…?
パソコンを勝手に動かされるの?
にゃん八にゃん八
そうだ。
パソコンの画面をリアルタイムで覗き見たり、パスワードを盗み出したり、CD-ROMトレイを勝手にパカパカ開け閉めしたりできるようになる
カトウカトウ
まさに、ホラー映画…!
にゃん八にゃん八
ウイルスの目的が、単なる「目立ちたがり」から、「他人のシステムをこっそり支配して情報を盗む」という、スパイ行為や現代のサイバー犯罪へと明確にシフトした歴史的転換点だったのだ
カトウカトウ
自分のパソコンが自分だけのものではなくなるという、ネットワーク時代における真の恐怖を世界に知らしめたのね

Happy99(ハッピー99) – 1999年

1999年初頭、インターネットの普及により「電子メール」が日常的なツールになり始めた頃、世界に放たれた最初の電子メールワーム(通称:Ska)です。

実行すると「Happy New Year 1999 !!」という陽気なタイトルとともに、ウインドウ内で綺麗な花火のアニメーションが打ち上がります。

ユーザーが花火に見とれている裏で、Windowsのネットワーク通信を司る重要なファイルをこっそり改ざんしています。

以降、ユーザーが誰かにメールを送信したり、ニュースグループに投稿したりするたびに、ネットワーク通信の裏側でウイルス自身(HAPPY99.EXE)を添付ファイルとして勝手に送りつけてしまうという、当時としては画期的な全自動増殖システムを搭載。

フロッピーディスクの受け渡しに頼らず、インターネットの海を爆発的なスピードで伝播していく「ネットワーク型ワーム」の時代の幕開けを告げました。

カトウカトウ
綺麗な花火のアニメーションなんて、完全に油断しちゃう!
にゃん八にゃん八
花火で気を引いている裏で、こっそりネットワークのシステムを書き換えるんだ
カトウカトウ
しかも、次に自分がメールを送るときに勝手にくっついていくんでしょ?
フロッピーで広まってた時代とはスピードが桁違いね
にゃん八にゃん八
インターネットという高速道路に乗ったウイルスは、数ヶ月かけて国境を越えていたのが、たった数時間で世界を一周するようになったのだ

Eメールの開発秘話の記事はこちら!

Melissa(メリッサ) – 1999年

インターネットが完全にインフラ化した1999年に登場したのが「Melissa」です。

メリッサは人間の欲望を悪用したWordマクロとメールソフトを悪魔合体させた極悪ワームです。

○○からの重要なメッセージという件名で届き、本文には「頼まれていた文書を送ります。他の人には見せないでね」と書かれています。

パッと見ると知人からのメールに見えるため、受け取った人は疑わずに添付のWordファイルを開いてしまいます。

感染すると、Outlookのアドレス帳を読み込み、「先頭から50人」に向かって自分自身を一斉送信!

これがねずみ算式に繰り返された結果、世界のインターネットトラフィックはパンク状態に。

Microsoft、Intel、さらにはアメリカ軍のメールサーバーまでもが過負荷でダウンする事態となり、被害総額は8000万ドル以上に達したと言われています。

にゃん八にゃん八
ちなみに、一番最初にネット掲示板に投下された時のファイルの中身は、「有料ア●ルトサイトのパスワードのリスト」だった。
人間の欲望を餌にして、爆発的に自己増殖させたのだ
カトウカトウ
完全に人間の心理もハックしてますね…
にゃん八にゃん八
結果として、世界中の大企業のメールサーバーがダウン。
あのMicrosoft社でさえ、被害を防ぐために自社のメールサーバーを物理的に停止せざるを得ない事態に追い込まれたのだ!
カトウカトウ
システムの隙よりも、人間関係の信頼を悪用した方がウイルスは爆速で広がるっていう、人間の心理を突うたワームだったのが怖いところね
にゃん八にゃん八
その結果、世界中が知人からのメールを疑わなきゃいけないという人間不信に陥ったのだ…

ExploreZip(エクスプローラ・ジップ) – 1999年

Melissaのパニックが冷めやらぬ1999年6月にイスラエルから登場した、悪質極まりないメールワームです。

Melissaが「自らメールを送る」のに対し、ExploreZipは「ユーザーが受信した未読メールに対して自動返信」を行います。

「Hi! 私はあなたのメールを受け取りました。なるべく早く返信しますね。それまで、添付したZIPファイルを見ておいてください」

という非常に自然で丁寧な英文で自動返信するため、送信者は「返事が来た」と信じ込んでしまいます。

しかし、添付された偽のZIPファイルを開くと地獄が始まります。

CドライブからZドライブまでを高速でスキャンし、Word、Excel、PowerPoint、C言語などのソースコードファイルをすべて見つけ出し、ファイルサイズを「0バイト」に書き換えて破壊

親切な返信を装って企業の大切なデータを全滅させる、極めてタチの悪いヤツだったのです…!

にゃん八にゃん八
メリッサが知人からのメールを悪用したと言ったが、それよりもさらに極悪だな
カトウカトウ
メリッサは一斉送信するだけだったが、ExploreZipは受信トレイにある「未読メール」を監視するのが悪質ね
にゃん八にゃん八
未読メールに対して、あたかも返信したかのように「メール読みました。添付の圧縮ファイルを見てください」という自然な文章で返信するんだからな…
カトウカトウ
絶対に添付ファイルを開いちゃう!
にゃん八にゃん八
しかも、片っ端からサイズ「0バイト」にして中身を完全消去してしまうオマケつき…
カトウカトウ
相手のデータを破壊した上に、自分の信用まで完全に破壊される…
このウイルスは性格悪すぎ!

Bubbleboy(バブルボーイ)- 1999年

この時代、怪しい添付ファイルは絶対に開かないことがセキュリティの絶対的な鉄則でした。

しかし、「Bubbleboy」は、その常識を過去のものにしました。

こいつの恐ろしいところは、添付ファイルに依存しないゼロクリック感染」実証したことです。

Bubbleboyは、VBScriptで書かれており、Internet ExplorerとOutlook Expressに存在したActiveXの脆弱性を突きました。

メールには添付ファイルがなく、HTML形式のメール本文自体に悪意のあるプログラムが埋め込まれていました。

その結果、ユーザーがメールを開かずとも、メーラーのプレビュー画面にメールを表示しただけで自動的にスクリプトが実行され感染

システム起動時に起動するよう設定し、次回のPC起動時にアドレス帳の全員に自己を送信するという、当時のユーザーからすればマジックのような手口をやってのけたのです…!

カトウカトウ
画面に表示されただけで感染するなんてズルイ!
にゃん八にゃん八
Bubbleboyは『怪しいファイルは開かないから安全』という当時の常識を完全にぶち壊した歴史的瞬間だ!
カトウカトウ
ただメールをチェックしようとしただけでアウトなんて、もうどうしようもないわね
にゃん八にゃん八
ソフトの脆弱性を突けば、ユーザーの「クリック」すら不要になる。
現代の高度なゼロクリック攻撃の原型がここで誕生してしまったのだ…!

Kakworm(カクワーム) – 1999年

1999年末に猛威を振るったKakwormは、Bubbleboyが証明した「プレビューするだけで感染する」という脆弱性を、さらに巧妙かつ悪質に実用化したワームです。

感染手口はBubbleboyと同様ですが、Kakwormの真骨頂は拡散方法にありました。

感染すると、Outlook Expressの「署名機能」の仕組みを乗っ取り、そこに自分自身のウイルスコードをこっそり登録します。

これにより、ユーザーが日常的に送る「お疲れ様です」「明日の会議の件ですが」といった普通のメールすべての末尾に、ウイルスが勝手にくっついて送信されてしまうのです!

本人は全く気づかないまま永遠にウイルスをばら撒き続ける最強の”無自覚な拡散者“にされてしまいます。

さらに、毎月17日の夕方5時には画面に文字を表示してPCを強制シャットダウンさせるという、嫌がらせの時限爆弾も持っていました。

カトウカトウ
自分が送る普通の連絡メール全部の末尾に、勝手にウイルスがくっつくの!?
友達も取引先も全員巻き込んじゃう!
にゃん八にゃん八
メールソフトの「署名」機能を乗っ取るなんて、本当に悪賢い。
感染したことにすら気づかせないのが最強の”ステルス”だ…
カトウカトウ
自分が加害者になってることに気づけないのが一番怖い…
知らない間に周りの人のパソコンを壊してたなんてことになりかねないし
にゃん八にゃん八
その通り。
1999年末、世界が2000年問題のパニックに気を取られている裏で、ネットの海では誰が敵か味方かも分からない、見えない泥沼の戦場と化していたのだ…

そして時代は、混沌の2000年代へ…

1990年代は、元々フロッピーディスクでのんびり運ばれていた「無邪気ないたずら」が、ネットワークの力と人間の心理の隙を突き、「サイバー兵器」へと進化を遂げた10年間でした。

この時代が私たちに教えてくれたのは、便利な機能の裏には、必ずそれを悪用する者がいるという冷酷な事実です。

マクロ機能も、HTMLメールのプレビュー機能も、元々はユーザーを喜ばせるために開発された便利な技術でした。

しかし、ハッカーたちはそれらを”全自動のウイルス増殖装置“へと見事に作り変えてしまったのです。

1990年代は人類がインターネットという”パンドラの箱”を開け、もはや後戻りできないサイバー戦争の引き金を引いてしまった、狂騒の10年間でした。

そして、21世紀。

1990年代に完成した技術は、2000年代以降のプロのサイバー犯罪カルテル国家主導のハッカー部隊に引き継がれ、サイバー空間の闇はさらに深く、恐ろしいものへと成長していったのです!

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カトウカトウ
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にゃん八にゃん八
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