記事を3行で解説
➀ブレンダン・アイクは1995年、わずか10日間でJavaScriptの原型を開発し、Webに革命を起こした。
➁Mozilla(Firefox)を設立しIEの独占を打破したが、過去の政治献金を理由にCEO職をわずか11日で退いた。
➂現在はBraveブラウザを立ち上げ、自ら生んだJavaScriptによる過度な追跡や広告を遮断し、Webの自由のために戦っている。
JavaとJavaScriptは本当に関係ない?
入門書に書いてありましたが。
あるいは『インドとインドネシア』。
似ているのは名前だけで、中身は全くの別物だ!
なんでそんな紛らわしい名前にしたんですか?
誰かへの嫌がらせ?
甘い、甘すぎるぞ!
これはな、弱小勢力が巨大帝国に立ち向かうための、決死のカモフラージュだったんだ
急にプロジ●クトXみたい
彼はただのプログラマーではない!
Webという荒野を10日間で切り拓き、一度は追放され、そして今、復讐のために帰ってきた男!
JavaScriptの開発者ブレンダン・アイク

ブレンダン・アイクは1961年7月4日、カリフォルニア州のサニーベールで生まれました。
サンフランシスコ・ベイエリアの南部に位置し、後に「シリコンバレー」と呼ばれるようになる”聖地”で育ちました。
大学を卒業後は、コンピュータグラフィックスのワークステーションで有名な「シリコン・グラフィックス社」に就職し、OSとネットワーク関連のエンジニアとして7年間働きました。
「退屈な日々を過ごした」
と感じ、1995年4月、ネットスケープ・コミュニケーションズ社に入社。
ネットスケープ・コミュニケーションズ社の設立者は、革新的なWEBブラウザ「Mosaic(モザイク)」を開発した「マーク・アンドリーセン」。
後に、アーク・アンドリーセンは伝説のIT起業家になる男でした!

JavaScriptの原型を10日で完成させた

1995年当時のWebは、静止画とテキストだけの退屈な世界でした。
そこに君臨しようとしていたのが、ご存知マイクロソフト。
対して、ベンチャー企業のネットスケープ(Netscape)は、ブラウザ市場で生き残るために必死な状態でした。

そして、彼らは考えました。
Webブラウザ上で、デザイナーや素人でも簡単に動かせる『軽量な言語』が必要だ
白羽の矢が立ったのが、ブレンダン・アイクでした。
しかし、会社が彼に与えた期限は狂っていました。
「急げ。敵(Microsoft)が来る前に作り上げろ!」
ブレンダンは、この無理難題に対し、オフィスに籠もり、不眠不休でキーボードを叩き続けました。
その期間は、わずか10日間でした。
普段、ダラダラと仕様書を書いている間に、彼は言語のコア仕様をすべて書き上げ、実装してしまったのだ
カフェイン中毒になりそうな開発現場が目に浮かぶな
「便乗」マーケティング大成功!?JavaScriptの普及

ブレンダンの神業で「Mocha」が完成しました。
しかし、ネットスケープの幹部は悩んでいました。
「Mocha? LiveScript? うーん、名前が地味だ。これじゃ流行らないぞ…」
当時、IT業界で飛ぶ鳥を落とす勢いだったのが、Sun Microsystems社が開発したプログラミング言語「Java」でした。
「これからはJavaの時代だ!」「Javaこそが未来だ!」
と、猫も杓子もJavaに熱狂していた時期です。
そこで、悪魔的で天才的なマーケティング戦略が発動。
「そうだ! 我々の言語の名前を『JavaScript』にしよう!」
なんでそうなるの!?
び、便乗商法だ!
ブレンダン・アイク本人も後に、「マーケティング上の決定だった」と認めているぞ
Webの守護者、ブレンダン・アイクの戦い

JavaScriptで成功を納めた「ブレンダン・アイク」。
しかし、彼のここで物語は終わりません。
ブレンダンは、その後も波乱万丈な人生を歩みます。
敗北と再生
ネットスケープ社は、Microsoftとの「ブラウザ戦争」に敗れ、消滅。
ネットスケープ社は「AOL」に買収されてしまいました。
しかし、ブレンダンは諦めず、オープンソースプロジェクト「Mozilla(モジラ)」を立ち上げます。
AOLはMozillaの活動に理解を示し、支援していましたが、次第に態度を変えていきます。
プロジェクトはオープンソースの原理原則に則って運営されるべきでしたが、AOLはブラウザに自社サイトへ飛ぶボタンをつけることを望んでいました。
計画の足並みはそろわず、2000年にリリースされた「Netscape Navigator 6.0」は大失敗に終わってしまいました。

Mozilla Foundationの設立
Mozillaプロジェクトのメンバーは次第にAOLの経営陣と衝突するようになり、2001年、ついにプロジェクトリーダーであるミッチェル・ベイカーが解雇。
内部ではメンバー同士の仲たがいもあり、プロジェクトは混迷を極めます。
そこへ救いの手を差し伸べたのが、かつて一世を風靡した表計算ソフト「Lotus 1-2-3」の開発者「ミッチ・ケイパー」です。
彼は、ミッチェル・ベイカーとブレンダン・アイクに「自分が出資するから独立しないか」と持ち掛け、2003年7月、「Mozilla Foundation」が設立されたのです!
あのキツネの!
Firefox

彼は巨大帝国マイクロソフトに対抗するため、世界中のボランティアエンジニアたちと手を組みました。
そうして生まれたのが「Firefox」。
この火の狐は、IEの独占によって腐敗しかけていたWebの世界を焼き払い、再び競争と革新を取り戻しました。
彼は、『Webの救世主』となったのです!
そして2014年、彼はついにMozillaの頂点であるCEOに就任しますが…
その栄光はたった11日間しか続きませんでした…
セミの一生より短いじゃないですか!
何があったんですか?
追放、そして新たなる挑戦
CEO就任直後、彼がその6年も前に、カリフォルニア州の「同性婚禁止法案」に個人的な寄付をしていた事実が掘り起こされたました。
多様性を重んじるシリコンバレーにおいて、この事実は致命的でした。
社内外から猛烈なバッシングが巻き起こり、社員からも辞任要求が突きつけら、事実上の「追放」を受けてしまうのです…!
シリコンバレーを追われ、名声を失った天才。
普通ならここで隠居して余生を送るでしょうが、ブレンダン・アイクの辞書に「諦める」という文字はありませんでした。
彼は傷ついた体を引きずりながら、現代のWebを蝕んでいる「ある病」に気づくのです!
一度スニーカーを検索したら、どこのサイトに行ってもスニーカーの広告が追いかけてくるあれですね
Brave
そこで彼は2015年、新しい会社を立ち上げます。
その名も「Brave Software」。
彼が作ったブラウザ「Brave(ブレイブ)」は、皮肉にも彼自身が普及させたJavaScriptによる広告やトラッキングを、デフォルトですべてブロックするという過激な仕様でした。
JavaScriptを作った男が、今度は「行き過ぎたJavaScript」をブロックして、Webを高速化し、プライバシーを取り戻そうとしている。
ネット上では大きな話題になりました。
「俺が作った世界だ。汚したのは誰だ。…俺が掃除してやる!!」
「勇敢」ってことよね?
GoogleやFacebookといった巨大企業が支配する『広告エコシステム』への完全な宣戦布告!
しびれるぅ!
権力と戦う男「ブレンダン・アイク」

Braveは、標準状態で広告やトラッカーをすべてブロック。
ユーザーを追跡しようとする邪悪なJavaScriptを、生みの親が作ったブラウザが片っ端から遮断していくのです。
さらに彼は、ユーザーが「あえて広告を見る」ことを選んだ場合のみ、その対価として「BAT」という仮想通貨をユーザー自身に支払う仕組みまで作りました。
これはもはやブラウザではなく、Webの経済圏を根底からひっくり返す革命装置だったのです。
かつてはマイクロソフトと戦い、次はWebの標準化のために戦い、今は監視資本主義と戦っています。
ブレンダン・アイクは、JavaScriptという怪物を生み出し、その怪物が暴走してプライバシーを食い荒らすのを止めるために、巨大な敵と戦い続けています。
これが「JavaScriptの父」の生き様なのです。
JavaScriptエンジニアの年収のお話
未だにJavaScriptは人気の言語。
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