記事を3行で解説
➀「インターネットの父」ビントン・サーフは、聴覚障害を持つ妻との意思疎通への願いからTCP/IPを開発し、世界をつなぐ「共通言語」を作り上げた。
➁ 現在はGoogle副社長として「惑星間インターネット」の構築に挑み、80代にしてなお人類の知性を宇宙へ広げる活動を続ける。
➂生成AIに対しては「自信満々な嘘つき」と警告しつつ、クリティカル・シンキングを持って活用すれば「限界を超える武器」になると説く。
全てがインターネットに繋がってるのはなぜ?
私のiPhoneと、家のWindowsパソコンと、駅の自動改札機って、全然違う機械よね?
普通、繋がらなくない?
実はインターネットが生まれたばかりの頃はバラバラで繋がらない状態だったのである~
伝説の男…?
「インターネットの父」と呼ばれ、今もなおスリーピースのスーツで世界を飛び回るダンディおじさん!
インターネットの父って何人いるの!?
混沌としたネットワークの時代と「共通言語」の必要性

時計の針を1960年代へと戻しましょう。
当時、コンピュータはまだ巨大な計算機に過ぎませんでした。
この時代、アメリカ国防総省のARPA(高等研究計画局)の資金提供により、世界初のパケット通信ネットワーク「ARPANET(アーパネット)」が産声を上げました。
【ARPANET】
世界で初めて運用されたパケット通信コンピュータネットワークであり、インターネットの起源。アメリカ国防総省の高等研究計画局が資金を提供し、いくつかの大学と研究機関でプロジェクトが行われた。
しかし、ここには決定的な問題がありました。
ARPANET以外にも、衛星通信網や無線ネットワークなど、様々な独自ネットワークが各地で生まれ始めていたのです。
それぞれのネットワークは独自の言語で動いており、ARPANETの中にあるコンピュータは、別の無線ネットワークにあるコンピュータと会話ができませんでした。
人間でいえば「異なる国同士で言葉が通じない」のと同じ状態だったのです…!
ARPANETについてはこちらをチェック!

人間が天にも届く塔を建てようとして、神に怒られた話ですよね?
神は傲慢さを罰するために言葉を”混乱“させたんだ。
その結果、人々は互いに言葉が通じなくなり、建設を断念せざるを得なくなった
個々のネットワークの違いを吸収し、どんなネットワーク同士でもデータをやり取りできる「万能な通訳」を作れないか?と
だから、インターネット(Inter-net:ネットワーク同士の間)という名前になったのか~!
革命的発明「TCP/IP」の誕生

1973年、サーフとカーンはある一つの論文の草案を書き上げます。
それが後に世界を変えることになる通信プロトコル、TCP/IPの原型です。
彼らの発明が画期的だったのは、通信の制御を「宛先」と「信頼性」という二つの機能に明確に切り分けた点にあります。
IP:宛先
まず、皆さん聞いたことあるであろうInternet Protocol、略して「IP」。
これは現実世界でいう「住所」と「封筒」の役割を果たします。
データという荷物にIPアドレスという宛先を書き、ネットワークという大海原へ送り出します。
ただし、IPの仕事は「届けること」に特化しており、中身が壊れていないかまでは保証しません。
TCP:信頼性
そこで補完するのがTCP(Transmission Control Protocol)です。
これは「几帳面な配送係」です。
送りたいデータを「パケット」という小包に分割して番号を振り、受信側でそれが順番通りに届いたかを厳密にチェック。
もし途中で一つでもパケットが失われれば、TCPは即座に「番号3番が届いてないぞ!もう一度送れ!」と送信元に要求します。
当初、この二つの機能は一つのプログラムとして動いていましたが、サーフたちは途中で気づきました。
「すべての通信に厳密なチェック(TCP)が必要なわけではないし、ルーター(中継器)に処理をさせすぎるとパンクする」
そこで彼らは機能を分離しました。
そして、信頼性が必要なWeb閲覧やメールにはTCPを使い、多少データが欠けてもリアルタイム性が重要な音声通話などにはチェックを省いたUDP(User Datagram Protocol)を使う方法を考えました。
この柔軟な設計こそが、インターネットが爆発的に普及し、動画も通話もWebもすべて飲み込むことができた最大の要因だったのです!
「届いたかどうかの確認なんて時間の無駄。質より量とスピードだ!」って感じだな
音声や映像など即時性を求められる通信や、少量のデータを転送するアプリケーションは、UDPが使用されることが多いのである~
もしZoomで会話中に一瞬ネットが悪くなっても、少し映像が乱れるだけですぐに戻る
TCPで通信にしてしまうと、 「あ、音声データが欠けた! 再送して! ストップ!」と映像が止まってしまい、数秒後に早送りで再生されてしまう感じか。
これだと、UDPよりも理解できない映像になってしまう
過去の失われた一瞬を取り戻すより、「今」の声を届ける方が重要な場合もある。
それをうまく使い分ける設計にしたのだ!
静寂の世界と「テキスト」への執念

なぜ、ビントン・サーフはこれほどまでに「機械同士の会話」に情熱を注げたのでしょうか?
技術的な探究心はもちろんですが、そこには彼の個人的な背景も深く関わっています。
サーフは先天的な聴覚障害を持っており、補聴器を常用していました。
また、彼の最愛の妻、シグリッドもまた、病気により聴覚を失っていました。
希望の架け橋
「電話」という音声中心の通信手段が主流だった時代、彼らにとって遠く離れた誰かと意思疎通を図ることは容易ではありませんでした。
そんな中、コンピュータを使ったテキスト通信であれば、耳が聞こえるかどうかは関係ありません。
彼は後のインタビューで、「電子メールの出現は、私にとって聴覚を取り戻すようなものだった」と語っています。
このプロトコルは、単に軍事用や研究用のものではなく、彼自身と妻、そして世界中の人々がハンディキャップを超えて繋がるための「希望の架け橋」でもあったのです。
シグリッドさんは人工内耳の手術を受けることを決意し、無事成功したのである~
電話に出た妻が「もしもし? ビン、あなたなの?」と言った瞬間、サーフはその場で泣き崩れた
彼はGoogleの社内会議でも、常に「情報弱者を作らないこと」を主張している
Googleの「伝道師」として、そして宇宙へ

1980年代、MCIという企業に移ったサーフは、世界初の商用電子メールサービス「MCI Mail」を開発し、インターネットを研究室から一般社会へと解き放ちました。
そして現在。
白髪に真っ白な髭、常に完璧なスリーピースのスーツを着こなすサーフは、Googleの副社長として「チーフ・インターネット・エバンジェリスト(最高インターネット伝道師)」というユニークな肩書きを持っています。
単なる名誉職ではなく、世界中のカンファレンスや政策決定の場に顔を出し、「インターネットの自由」「デジタルデバイド(情報格差)の解消」「AIの倫理」などについて提言を行っています。
彼は今もなお、インターネットの自由と中立性を守るために世界中を飛び回っていますが、彼の視線はすでに地球の外にも向いています。
太陽系インターネット(SSI)
サーフが今、最も情熱を注いでいるのが、太陽系インターネット(SSI)の標準化とテストです。
例えば、光の速さでも、地球と火星の間には片道数分から20分以上の通信遅延が発生します。
さらに、惑星は自転しているため、通信相手が地平線の向こうに隠れてしまうことも頻繁に起きます。
私たちが普段使っているTCP/IPは「常時接続」と「高速な応答」を前提としているため、宇宙空間ではタイムアウト(接続切れ)を繰り返して使い物になりません。
遅延耐性ネットワーク
そこでサーフは、DTN(Disruption-Tolerant Networking:遅延耐性ネットワーク)という新しいプロトコルを開発。
これは、通信が途切れたらデータを破棄するのではなく、次の通信機会が来るまで衛星などの中継地点でデータを大切に保管し、バケツリレーのように確実に届ける仕組みです。
彼は本気で「太陽系全体をWi-Fiスポットのように繋ぐ」ことを目指して活動しています。
技術というのは、魔法のように突然現れるわけではない。
誰かが『繋げたい』と強く願い、生涯をかけてルールを作ったからこそ、今ここにあるんだ…
AIや未来技術への警告と期待

ビントン・サーフは、最近のAIブームに対しても、長老としての視点から冷静な発言を行っています。
「AIは、言葉の『サラダ』を作っているに過ぎない」
AIは真実を理解しているのではなく、確率的に「それっぽい言葉」を混ぜ合わせているだけです。
彼が最も恐れているのは、AIがズレた答えを、さも正解であるかのように流暢に語ることです。
明らかな間違いなら笑って済ませられますが、AIの嘘は滑らかで説得力があります。
彼は、人間が思考を放棄し、この「自信満々な嘘つき」を盲信すること、そして投資家が「AI」というラベルだけで無闇に資金を投じる「バブル」に対して、強い危機感を抱いています。
それでもAIは「救世主」になり得る
一方で、彼はAIを否定しているわけではありません。
自身の聴覚障害の経験から、特定の分野では「人類の限界を超えるツール」になると確信しています。
一つは「究極のバリアフリー」。
リアルタイムの翻訳や字幕、視覚情報の音声化など、AIは障害を持つ人々の目や耳となり、社会との壁を完全に取り払う可能性を秘めています。
もう一つは「デジタル暗黒時代の回避」。
100年後の人類が、今の古いデータを開けなくなった時、AIこそがそれを解読・翻訳する「ロゼッタ・ストーン」になると期待しています。
クリティカル・シンキング
80年以上の経験を持つ賢者が私たちに送るメッセージはシンプルです。
「AIを使うなとは言わない。だが、絶対に信じるな」
AIはあくまで道具。
その出力に対して常に「本当か?」と問いかけるクリティカル・シンキング(批判的思考)を持てる人間だけが、AIに支配されることなく、その恩恵を享受できるとサーフは語っています。
平均収入は約765万円 !
ビントン・サーフの世紀の大発明から数十年。
インターネットは飛躍的な進化を遂げ、人類の英知と可能性を享受し続けています。
その技術を追求するその想いが今のITの可能性を引き上げ、今や、ITエンジニアは不可欠な存在となりました。
そして、2025年現在、フリーランスエンジニアの平均年収は全体の平均値は約765万円まで上昇。
さらに1000万円を超える人は全体の7.5%もおり、しっかり稼げている人がサラリーマンよりも多い割合です。
さらに人工知能の分野は、1500万円、2000万円と、さらに上も狙えるのが魅力。
現在、会社員エンジニアの方も、フリーランスになることで高収入を目指せる可能性が高い世界なのです。
——でも、フリーランスになるのは不安。しかも、どうやって仕事を獲得すればいいんだ…!?
そんなエンジニアにとって、頼もしいパートナーとなるのが「エージェント」の存在です。
高単価の優良案件をあなたに代わり獲得し、あなたがエンジニアの仕事だけに集中することができるように二人三脚で全力でサポートするのが、エージェントの仕事です。
エージェントの仕事
- 案件獲得までの営業を完全代行
- 本業だけに集中できるようにサポート
- 案件の利益が最大限になるように交渉してくれる
エージェントと契約するということは、あなたの収入を引き上げる契機でもあるのです!
エージェントによって手取りが変わる!?

エージェントを利用することで高単価の仕事が獲得できたとします。
しかし、一般的なエージェントでは、報酬から25%程度のマージン(手数料)を取られてしまうのはご存じですか?
そうです。高年収を目指すにはマージンが低ければ低いほど手元に残るお金は増えますが、この部分はエージェントによりブラックボックスとなっており、あなたに開示されることはほぼありません。
エージェントサービスの手数料は一定ではなく、選ぶ業者によって、あなたの手取りが大きく上下することは、まずは知っておいていただきたい点の1つです。
そんな収入UPを目指す方のために、「マージンが最大10万円」という業界最安水準のエージェントサービスがあります。

この利益還元を重視したエージェントサービスを運営しているのは、現在、15期目のIT企業「ライトコード」。
代表は当時、フリーランスとして大手有名WEBサービスなどで活躍していました。
その中で、自身も不透明なマージンや労働環境に苦しんだ経験がありました。
業者によってマージン率は非公開で、報酬の内訳を公開していないことがほとんど。
未だに旧態依然とした状態が続く業界に一石投じるために、エンジニアへの利益還元と透明性を最優先に考えてスタートしたのが「ITANKEN(IT案件.com)」です!
エンジニアの手取りUPを実現させる5つのお約束

ITANKENのポイントはこの5つ。
①マージンが最大10万円で業界最安値水準(記事)
②支払いサイトは15日で業界トップクラス(記事)
③公平性と透明性を重視したお取引(記事)
④エージェントは人柄を重視(記事)
⑤開発責任者は元フリーランス(記事)
仕事内容や単価などでお困りのことがあれば、まずはお気軽にご相談くださいませ!
以下ボタンより、4つの項目に答えるだけの簡単登録(無料)のみでご利用いただけます。
最後まで読んでくれた方へ

現在、お祝い金キャンペーン実施中です!
ITANKENをご利用いただいたフリーランスの皆様への感謝の気持ちとして、案件稼働1ヶ月経過後の初回報酬支払い時に、現金30,000円をプレゼント中!
申請手続きは不要で、対象の方には自動で指定口座に振り込まれます。












