フリーランスエンジニアを求める企業の事情

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記事監修
(株)ライトコード代表取締役 金城直樹
元フリーランスエンジニア。「自分で作ったものを自分で触れないのは物足りない」と考え、BtoC向けのWebアプリ・モバイルアプリ開発を専門とした(株)ライトコードを2011年に創業。
「好きを仕事にするエンジニア集団」を掲げ、現在、50人以上のエンジニアを束ねる。会社経営の傍ら、今だに第一線で活躍するエンジニアでもある。開発のことなら何でもござれな「何でも屋」。趣味は釣り。

3年C組〜!にゃん八先生

にゃん八先生にゃん八先生
はーい、注目ーゥ!
今日は転職アドバイザーのS先生に「フリーランスエンジニアを求める企業の事情」について教えてもらうぞ
K先生S先生
転職アドバイザーのSです。
フリーランスエンジニアは、ITスキルを活かしながら自由な働き方を手に入れることができる魅力的な仕事よね。
当たり前ですが、採用したい企業の立場では、Win-Winの関係を求めています
にゃん八先生にゃん八先生
その通りですな。
ではカトウ、何か質問はあるか?
生徒カトウ
いやぁ…、喋る猫が先生というのが1番の疑問ですが。
にゃん八の「八」もアレですよね?
にゃん八先生にゃん八先生
このバカちんが。
怖い大人に怒られるからやめなさい
生徒カトウ
今は、ITANKEN(IT案件)のようなフリーランスエンジニアを応援するエージェントはたくさんあり、需要も大きくなってきているのは、私のような見習いエンジニアからすると嬉しいですね。
ただ、実際にフリーランスエンジニアを採用する企業側は私達をどのように見ているのかが気になります!
にゃん八先生にゃん八先生
そうだな、カトウ
今回はそこをS先生に詳しく教えてもらうとしよう!

本日の授業は「フリーランスエンジニアを求める企業の事情」について。

フリーランスエンジニアを採用する企業側にも事情や背景があり、それが採用の条件にも反映されています。

今回は転職アドバイザーのSさんの視点から、採用する企業側の事情を赤裸々にお伝えできればと思います。

記事を3行で解説

①なぜ企業はフリーランスエンジニアを求めてるのかが分かる

②出社がトレンドになり、フルリモート案件は少なくなっている

③フルリモート案件が得意なエージェントは存在する

「なぜ企業がフリーランスを求めているのか」の疑問をくるっ!と解決します!

目次

フリーランスエンジニアを求める背景

フリーランスエンジニアを求める企業として、「社内に開発部門を持つ企業」やIT関連の開発を請け負う「SES企業」などがあります。

自社にエンジニアを抱えてるにも関わらず、これらの企業はなぜフリーランスエンジニアを採用するのでしょうか?

企業がフリーランスを活用する理由

①即戦力なスキル

②柔軟な雇用形態が魅力

社内でのエンジニアをプロジェクトに参画させる場合、採用から育成までの時間にかなりの時間を要します。

また、プロジェクトに必要なスキルを有しているメンバーがいない場合もあるでしょう。

プロジェクトを進めるにあたって、リソースの余裕がない場合、フリーランスエンジニアが貴重な即戦力となります。

企業ではプロジェクトごとに異なる技術のスキルが求められることも多いため、専門のスキルを持ったフリーランスエンジニアへの需要は非常に高くなっています。

カトウカトウ
企業では、今すぐに即戦力な人材を確保したいタイミングはありますもんね〜
にゃん八先生にゃん八先生
そうだな!だが、それだけではないぞ。
柔軟な雇用形態が可能な点もフリーランスは企業からは魅力的に映っているのだ
S先生S先生
フリーランスエンジニアは必要な時だけリソースを確保できるというメリットがあり、プロジェクトが終われば契約満了とすることがあるわね
にゃん八先生にゃん八先生
企業は人件費を変動費として管理でき、自社での教育費もかからないから経費の削減にも繋がるからな
S先生S先生
あと、当然ですが、リーダーシップを発揮してくれるようなフリーランスには長期的な継続契約を提案してくることは多いですよ。
企業側も優秀なエンジニアは手離したくないのです

即戦力としてスキル面と柔軟な契約形態が魅力的

フリーランスエンジニアの何を期待しているのか?

採用する企業は、フリーランスエンジニアに対して即戦力としての活躍を期待しています。

そのため、多くの企業が採用条件に高いスキルや専門的な知識を指定し、プロジェクトに必要なスキルと経験を持った人材を求めています。

実際にフリーランスエンジニアとして採用された方は、「君は我が社にとって、必要な戦力だ!」と評価をされ参画となった方がほとんどのはずです。

どのようなことを期待しているのか、詳しく見ていきましょう!

評価される点

➀専門性の高いスキル

➁豊富なプロジェクト経験

➂コミュニケーション能力

高いスキルがあるエンジニアが求められる

企業がフリーランスエンジニアにまず求めるのは、「専門性の高いスキル(技術力)」です。

プロジェクトの即戦力として採用したいので、必要なスキルを明確にして募集をかけます。

その条件をクリアしたフリーランスエンジニアだけを採用するというスタンスです。

例えば、特定のプログラムや技術の専門家を必要とするプロジェクトでは、そのスキルを必須条件として募集をおこないます。

そのため、フリーランスエンジニアとして採用されるためには募集要項に記載されているスキル要件を満たす必要があるのです。

S先生S先生
企業が求めるスキルはプロジェクトによって異なりますが、例えばWEBであれば、HTMLやCSS、JavaScript、PHP、SQLといった基本スキルとしてできるのは当たり前の世界なので、基本的なスキルでの採用は厳しいと言えます
カトウカトウ
私は、基本スキルしかないから厳しいかな…
S先生S先生
まずはスキルアップを目指しましょう!
現状、Pythonに対応できれば需要は比較的高い傾向にあり、AWSやGCP、Azure などのクラウド関連のスキルを求めている企業も多いです。
にゃん八先生にゃん八先生
ちなみに、FORTRAN や COBOL のようなレガシー言語に対応できるエンジニアも、わずかだが需要はあるぞ!
人口が少ない分、逆に専門性は増している
カトウカトウ
単に「プログラミングができます!」だけではアピールにならない難しい世界なんですね
にゃん八先生にゃん八先生
そうだな、やはり技術力。
習得難易度の高い言語や技術に対応できるフリーランスエンジニアは、採用の確率が一気に高まるといえるぞ!
S先生S先生
逆に言うと、スキルを高めていくことで企業から引く手数多の存在になれると言えます。
「実力をつけること」がまずは大事です!

芸は身を助ける

豊富なプロジェクト経験

企業側が求めるフリーランスエンジニアの条件として、「経験」も挙げられます。

どのようなプロジェクトでどのような役割を担ってきたかは、エンジニアの実力を図るための指標として重視されます。

また、リーダー経験などのプロジェクトメンバーをまとめられる人材は企業にとって貴重な存在といえます。

年齢が上がるほど求められることは増加する

転職エージェントの業界では35 歳以上を「ミドル層」、45 歳以上は「シニア層」と呼ばれます。

もしスキルがなく、年齢が高いフリーランスエンジニアは敬遠されることが多く、特にシニア層は実績がなければ厳しい評価を受けることが少なくありません。

一般的に企業は、ミドル層・シニア層に対しては「豊富なプロジェクト経験」を求めているケースが多いのです。

にゃん八先生にゃん八先生
残念だが、例えばスクールで勉強しただけで実務経験が少ないミドル層・シニア層のフリーランスエンジニアについては、企業から厳しい評価を受ける可能性が高い
S先生S先生
もちろん、年齢に応じたスキルは重要です。
ただ、案件によっては例えば、JavaScriptだけの容易な案件もあります
にゃん八先生にゃん八先生
条件を下げて下積みをすることで5年後にはベテランエンジニアになれる可能性は十分にある世界だ
S先生S先生
経験の少ないミドル・シニア層の方は、よりモダンなVueやNextなどの付加価値の高いフレームワークに取り組むのもありかなと思います。
あと、基本情報や応用情報の基礎的なIT資格があると喜ばれるので必ず取得しておきましょう!
にゃん八先生にゃん八先生
経験の少ないミドル・シニア層の受け入れに積極的な企業もあるので、親身になって受け入れ先を探してくれるエージェントに出会えるかどうかも重要と言えるぞ
カトウカトウ
もし年齢が高く経験が浅かったとしても、できるところから経験を増やしていき、少しずつ単価が高い企業に挑戦することは不可能ではないのね!

シニアでも努力すれば道は拓ける!

コミュニケーション能力

最後に、重要な点としては「コミュニケーション能力」です。

どんなにITの技術力があったとしても、プロジェクトメンバーとコミュニケーションをとりながら仕事ができないことは致命的と言えます。

「技術力が高ければ問題ない」と思ってる方もいらっしゃるかもしれませんが、コミュニケーション不足な方と一緒に働くことのリスクとして、プロジェクトの進行を妨げてしまう可能性があります。

企業側も、フットワーク軽く円滑にコミュニケーションできる人を望んでいることが多いのが現状です。

プロジェクトメンバーとのコミュニケーションは、出来るだけ密にとることを心がけましょう!

にゃん八先生にゃん八先生
フリーランスになった方ならすでにご存知だと思うが、エンジニア組織は「コミュニケーション」が意外に重要じゃ。
フリーランスエンジニアにも、もちろん要求される能力にはなってくるな
S先生S先生
その通り!
採用前の面談のときに、企業側はコミュニケーション能力をチェックしていることが多いです。
にゃん八先生にゃん八先生
あと、細かい部分ではあるが当事者意識をもって仕事ができるフリーランスエンジニアは強いな!
S先生S先生
そうですね!欲を言うのであれば、企業側はこういった方を望んでいるのは間違いありません!
当事者意識が高い方は、業務をやらされてるという態度にならず、積極的に取り組んでくれるはずです。
カトウカトウ
会社員よりフリーランスを選んだあなたであれば、すでに当事者意識を持って頑張れる方が多いのではないでしょうか?
企業側にどんどんアピールしていきましょう!

コミュニケーションは蔑ろにしないこと!

フリーランスエンジニアの働く環境

フリーランスといえば、フルリモートのイメージがありませんか?

実際、フリーランスエンジニアは企業の事情に応じてさまざまな環境で働くことになります。

ここでは、フリーランスエンジニアの一般的な働き方や傾向についても知っておきましょう!

働き方について

①フルリモート案件は比較的少ない

②クライアント先に常駐する案件も多い

③リモート案件に強いエージェントがいる

フリーランスエンジニアの中には、フルリモートでの在宅勤務を希望する方も多いですが、実際には難しいことも多々あります。

フルリモートで働くには、エンジニアとしての「スキルの高さ」と「豊富なプロジェクト経験」の両方が求められます。

これは、プロジェクトの進行に支障が出ないような信頼関係が必要なためです。

リモート可能な案件でもプロジェクトの進行状況に応じた時間の制約や、出社が求められることもあります。

常駐を求められることも

また、SES企業との契約では、クライアント先に常駐する案件も多くみられます。

クライアントは、優れたスキルを持つフリーランスエンジニアに常駐してもらうことで、社内のメンバーにも良い影響を与えて欲しいと考えている企業もあるようです。

とくに新人教育や新しいスキルを使うような場面では、出社が求められる傾向が強いようです。

コロナ禍が過ぎた今、フルリモートのマイナス面を理解した企業も多く、出社して業績を上げる企業がトレンドになりつつあるのです。

常駐を求められたり、フルリモートは難しいことが多い

カトウカトウ
フリーランスエンジニアには、クライアント先との信頼関係の重要性も分かりました!
あと、フリーランスはフルリモートが当たり前だと思っていたので少しショックでした…
にゃん八先生にゃん八先生
フルリモート案件の募集もまだまだ多いので一概には言えんが、一般的にはそうといえるな!
S先生S先生
一般的なエンジニア組織では2024年に入り、出社するのがトレンドになりつつありますね
カトウカトウ
そうなんだ…
にゃん八先生にゃん八先生
だが、例えば、ITANKEN(IT案件)というエージェントは、SES専門企業ではなくシステム受託開発会社が運営しているので、フルリモート案件に強いという特徴があるから相談してみると良いかもしれんな
カトウカトウ
でも猫には難しくないですか?
にゃん八先生にゃん八先生
…ネ、猫の手も借りたいというからな
スキルがあればワンチャンいけるかもしれんぞ
カトウカトウ
ねこちゃんなのに?
にゃん八先生にゃん八先生
カトォ!
ちょっとうまい!
だが、ワシは正確には猫ではない!
カトウカトウ
ほれ、カツオ節!(っ’-‘)╮=͟͟͞͞🐟ブォン
にゃん八先生にゃん八先生
にゃーーーん   εε≡┏((( `Д´)┛✨
カトウカトウ
猫じゃねえか!
にゃん八先生にゃん八先生
ハッ…美味い!
カトウ好き💘
カトウカトウ
餌で懐く感じも猫じゃねえか!
S先生S先生
そんなこんなで2人は師弟関係となったのでした!
次回は別の授業でお会いしましょう!

フリーランスエンジニアは企業とWin-Winを築こう

企業には、フリーランスエンジニアを採用するさまざまな事情や背景があることをお伝えしました。

企業から見るとフリーランスエンジニアを採用することのメリットが多いのですが、実は、働くあなたにとっても「スキルアップ」や「自己成長」の無限のチャンスを手に入れる機会となります。

企業が何を求めているのか分かることで、あなたに足りないスキルや経験を補えるような記事になれば幸いです。

また、ITANKEN(IT案件)という、元フリーランスエンジニアをしていた代表が作った、フリーランスによるフリーランスのためエージェントサービスがあります。

以下記事では、「なぜフリーランスになったのか」「フリーランスで得られたこと」などを赤裸々に語っていただきました。

フリーランスの先輩として、参考になるところも多いと思いますので是非読んでみてください。

ITANKENがフルリモート案件に強いのはなぜ?

昨今では信頼できるエージェントでないと、フルリモート案件の獲得は難しくなってきています。

ではなぜ、ITANKENではフルリモート案件に強いのか?

それは、SES専門企業ではなくシステム受託開発会社が運営しているからです。

ITANKENでは、例えばJavaの開発できる人2名、インフラの開発できる人1名、それをとりまとめるプロジェクトマネージャー1名の4名チームでご提案するということが可能になってきます。

エンジニア単体提案のSESのみならず、開発マネジメントを含めた開発チーム提案など柔軟に対応できることがITANKENの大きな強みであり、クライアントから大きな信頼を得ている理由でもあります。

あなたの働きたい条件を細かくヒアリングし、企業のニーズにマッチした案件をご紹介し、あなたにピッタリの案件を見つけるお手伝いをさせてください!

「広告にお金をかけるくらいなら、フリーランスエンジニアに還元したい」

ITANKENは、そんな代表の一言から生まれたサービスです。

エンジニアという仕事に20年以上携わってきた代表が、IT業界に対しての恩返しともいえるサービスがこの「ITANKEN」です。

ITANKENのポイントはこの5つ。

①マージンが最大10万円で業界最安値水準(記事
②支払いサイトは15日で業界トップクラス(記事
③公平性と透明性を重視したお取引(記事
④エージェントは人柄を重視(記事
⑤開発責任者は元フリーランスエンジニア(記事

ITANKENでは、フリーランスエンジニアとしてのあなたの成長を全力でお手伝いできるサポート体制を整えております。

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