フリーランスの平均年収は?職種別の平均年収を徹底調査

記事監修
(株)ライトコード代表取締役 金城直樹
元フリーランスエンジニア。「自分で作ったものを自分で触れないのは物足りない」と考え、BtoC向けのWebアプリ・モバイルアプリ開発を専門とした(株)ライトコードを2011年に創業。
「好きを仕事にするエンジニア集団」を掲げ、現在、50人以上のエンジニアを束ねる。会社経営の傍ら、今だに第一線で活躍するエンジニアでもある。開発のことなら何でもござれな「何でも屋」。趣味は釣り。

記事を3行で解説

➀フリーランスは高収入を目指せるが、実際の年収は幅広く、200万円未満から1000万円超まで多様である。

➁エンジニアやコンサルティング系は高収入層が多く、特にエンジニアは平均700~900万円、専門性やスキルにより年収1,500万円以上も可能。

➂高単価案件はエージェント利用で獲得しやすい。


フリーランスの一般的な収入の目安は?

先生先生
フリーランスは、自分次第で高収入も目指せるのが魅力ですね!
フリーランス戦士って、どのくらい稼げるの?
戦士戦士
私は年収200万円くらいだな
スライム師匠スライム師匠
お主は、フリーランス戦士としては半人前じゃからな
戦士戦士
グヘッ!(戦士は100のダメージを負った!!)
言ってくれるね、スライムのじっちゃま…
ちなみに、フリーランスのみんなはどれくらい稼いでるんだ?
先生先生
たとえば、年収800万円を超える人の割合を見ると、会社員は約10人に1人(10.9%)ですが、フリーランスではなんと約6人に1人(15.9%)にもなります
戦士戦士
フリーランスは高収入が多いんだな!
スライム師匠スライム師匠
フリーランスとして活動していくなら、一般的な収入の目安を知っておくことは大事なポイントじゃな!
先生先生
この記事では、フリーランスの平均年収や職種ごとの収入事情について、わかりやすくご紹介していきます!
目次

フリーランスの平均年収ってどれくらい?

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会の「フリーランス白書2024」によると、フリーランスの年収は以下のようになっています。

年収割合
200万円未満23.7%
200〜400万円未満25.2%
400〜600万円未満17.8%
600〜800万円未満11.0%
800〜1000万円未満8.4%
1000万円以上7.5%

※経費を控除する前の金額です。

400万円未満の方が全体の約半数(48.9%)を占めていることから、「フリーランス=高収入」とは一概には言えないことがわかります。

とはいえ、年収800万円以上の人は15.9%と、6人に1人の割合。

さらに1000万円を超える人も7.5%いて、13人に1人はしっかり稼いでいる計算になります。

ちなみに、会社員の年収割合はこんな感じ。(令和4年分 民間給与実態統計調査

年収フリーランス会社員
400万円未満48.9%51.1%
800万円以上15.9%10.9%
1000万円以上7.5%5.4%

フリーランスと会社員では、働き方も収入の仕組みも違うので、単純な比較はできません。

ですが、割合で見るとフリーランスの方が高収入を狙いやすいと言えそうですね。

フリーランスの職種別年収と時間単価

フリーランスとひとくちに言っても、職種によって年収は大きく異なります。

ここでは、人気の5つの職種について、年収の傾向やどれくらいの時間単価を意識しているかを見ていきましょう!

一般社団法人プロフェッショナル&パラレルキャリア・フリーランス協会「フリーランス白書2023」より

エンジニア・技術開発系

年収400万円未満22.2%
年収400万円以上77.0%
意識している時間単価※上位3つ①4000円〜5000円未満(27.0%)
②3000円〜4000円未満(24.6%)
③5000円〜6000円未満(22.2%)

フリーランスのエンジニア・技術開発系の職種は、7割以上の人が年収400万円を超えているという結果に!

時間単価の意識が高く、効率よく稼いでいる人が多いことがうかがえます。

「フリーランス白書2024」では、フリーランス人口の18.0%がエンジニア・技術開発系であり、フリーランスとして人気が高い職種なのは間違いありません。

コンサルティング系

年収400万円未満23.9%
年収400万円以上76.1%
意識している時間単価※上位3つ①1万円以上(34.3%)
②5000円〜6000円未満(20.9%)
③7000円〜1万円未満(16.4%)

フリーランスのコンサルティング系の職種は、年収400万円以上の割合が76.1%と、エンジニアに次いで高収入の割合が高い職種です。

とはいえ、年収400万円未満の人の割合は、エンジニアよりもやや多めという点も特徴的です。

注目したいのは時間単価の高さ。

「1時間あたり1万円以上」を意識している人が約3人に1人も!

専門性が求められる分、高単価が狙いやすいのがコンサル系の魅力といえそうです。

クリエイティブ・Web・フォト系

年収400万円未満52.2%
年収400万円以上46.9%
意識している時間単価※上位3つ①2000円〜3000円未満(27.7%)
②3000円〜4000円未満(16.5%)
③1000円〜2000円未満(13.8%)

400万円未満の割合がやや多く、およそ2人に1人がこのゾーンに入っています。

時間単価の意識も、エンジニアやコンサルと比べると全体的にやや低め。

とはいえ、実績を積み重ねたり、特定ジャンルに特化することで高単価も目指せる分野です。

スキルアップやブランディングによって、収入の幅が広がる職種といえるでしょう。

通訳翻訳系

年収400万円未満58.1%
年収400万円以上40.3%
意識している時間単価※上位3つ①1000円〜2000円未満(27.4%)
②3000円〜4000円未満(24.2%)
③2000円〜3000円未満(22.6%)

フリーランスの通訳翻訳系は、約6割の人が年収400万円未満です。

年収400万円未満の方が全体の約6割を占めており、エンジニアやコンサル系と比べると高年収の割合が30%以上も低い結果に。

また、時間単価の意識も控えめな傾向があります。

とはいえ、ビジネスでのニッチな専門的な分野の翻訳や希少言語の通訳などでは高単価も期待できるので、自分の得意分野を活かせるとチャンスが広がるでしょう!

フリーランス出版・メディア系

年収400万円未満59.5%
年収400万円以上39.3%
意識している時間単価※上位3つ①3000円〜4000円未満(29.8%)
②2000円〜3000円未満(28.6%)
③1000円〜2000円未満(17.9%)

400万円以上の年収を得ている人は約4割以下。

5つの職種の中ではもっとも年収が低い傾向にあります。

時間単価も、比較的おだやかです。

ただし、好きなことを仕事にしている人が多く、文章で誰かに届けたい想いがある人にはピッタリのジャンルです。

継続案件や連載をもらえれば、収入も安定しやすくなっていくと言えるでしょう!

戦士戦士
エンジニア系はフリーランスの中でも強いんだな
先生先生
近年のIT人材不足やDX推進、リモートワーク増加といった社会的な需要の高まりも追い風となり、技術トレンドに適応し続ける事で、さらに市場価値が増しています
スライム師匠スライム師匠
エージェント経由の「高額報酬の企業案件」も増加しており、都市部では月80万円以上の案件も珍しくないんじゃ
戦士戦士
AI、クラウド、セキュリティ、機械学習とかの高度な技術分野の価値の高いスキルを持つ人材は、個人でも高単価案件を受注できることが平均値を押し上げてるってことか
スライム師匠スライム師匠
プロジェクトマネージャーなど上流工程の経験があるエンジニアはさらに高収入が狙える世界じゃからな
先生先生
会社員より「案件選択の自由度」「スキルに対する正当な評価」「高単価案件の存在」「営業・交渉力による収益最大化」といった点が、エンジニアがフリーランス市場で高収入を実現しやすい主な理由となっています

フリーランスエンジニアの平均年収は?

2025年現在、フリーランスエンジニアの平均年収はいくらでしょうか?

複数の調査結果によれば、全体の平均値は約765万円であり、スキルや経験、専門分野、地域によって大きく変動します。

その変動は大きく、一部には1,500万円や2,000万円を超える高収入のフリーランスエンジニアも存在します。

年代別に見ると、20代では平均約700万円、30代は約800万円、40代は約850万円から860万円と最も高く、50代では約630万円とやや減少する傾向があります。

20代約700万円
30代約800万円
40代約850~860万円
50代約630万円

ただし、この年収差は年功序列ではなく、あくまでスキルや実績、案件選びの巧拙が影響しています。

バックエンドエンジニア、フロントエンドエンジニア、インフラエンジニア、モバイルエンジニアも平均800万円前後の報酬が見込めます。

全体として、フリーランスエンジニアの年収は400万円台から2,000万円超までと幅広く、スキルアップや専門分野の強化、クライアントとの交渉力や営業力によって大きく伸ばすことが可能です。

また、地域別では首都圏や関西圏が比較的高く、地方ではやや低くなる傾向があるので注意。

特定分野に強みを持ち、自らの市場価値を的確に高めることで、平均以上の収入を実現できる職種と言えるでしょう!

戦士戦士
フリーランスエンジニアとしての収入を上げるにはどうしたらいいんだ?
先生先生
職種別では、「ITコンサルタント」「データサイエンティスト」「機械学習エンジニア」「プロジェクトマネージャー」といった高度専門職は900万円から1,100万円前後と高水準です
スライム師匠スライム師匠
「もっと収入を増やしたい!」と思ったら、まずは職務経歴書やスキルシート、ポートフォリオを整理してわかりやすく伝えることじゃ!
職務経歴書の書き方はこの記事も参考にせえ
先生先生
過去にどんなことをしてきたのか、どんな成果が出たのかを見せることで、「この人にお願いしたい!」と思ってもらいやすくなるのは当たり前のことだからね。
企業がどんな人材を求めているのかはこの記事も参考にしたらいいわ
戦士戦士
なるほど💡
あとは、やっぱりスキルアップしかないわよね…
先生先生
ん~、まあそうね。
あとは、案件が多くて手数料が安いエージェントを活用するというのもいいと思うわよ
スライム師匠スライム師匠
前回紹介した人脈の記事で、エージェントの良さも検証したからこちらも読んでおいて損はないぞ
先生先生
同じ単価の案件でも、マージンが違えば手元に残る金額も大きく変わってきます
どこのエージェントでもいいわけではないことは覚えておきましょう
戦士戦士
今日もとても勉強になりました!
これで、私も高収入を目指せる気がする!
スライム師匠スライム師匠
その意気じゃ!
先生先生
今回ご紹介した年収のデータやポイントが、これからの働き方を考えるヒントになることを祈っています!

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