記事を3行で解説
➀介護保険は、40歳以上ならフリーランスでも利用できる公的な制度で、所得に応じた負担で介護サービスを受けられる。
➁在宅・施設・地域密着型の3種類の介護サービスがあり、要介護度に応じた費用負担の軽減制度もある。
➂会社員は介護休業制度があるが、フリーランスにはないため、事前の備えや民間保険の活用が重要。

編集長の居残り補習教室

働きながら親の介護なんてなったら不安だなあ…

ちなみに、高齢者が病気や障害などで介護が必要になった人のための保険はあるぞ

カトウちゃんの「もしも」は手厚くフォローしてもらえるはずよ

介護保険は、フリーランスでもちゃんと使えるの?

ってことで今回は、社会保険の記事の深堀りで「介護保険」についての補習をしていくわよ!

介護保険って何だ?

介護保険は、高齢者や病気・障害などで「介護が必要になった人」が介護サービスを受けるための公的な保険制度です。
高齢化が進み、核家族化や共働き世帯が増える中、家族だけでの介護が難しくなりました。
そこで、「社会全体で介護を支える仕組みを作ろう!」という目的で、2000年に始まった制度です!
介護保険料はどう払えばいいの?
① 国民健康保険に加入している場合
国民健康保険に入っている人は、 介護保険料も国民健康保険料に含まれています。
保険料は前年の収入に応じて決まるので、年によって負担額が変わりますのでご注意ください。
② 国民健康保険組合に加入している場合
国民健康保険組合に入っている場合、組合ごとに保険料の決まり方が異なります。
中には「 一律の保険料 」を設定している組合もあり、収入が増えても一定額のままのケースも。
どのくらいの負担になるのか、加入している組合に確認しておくと安心です。
③ 任意継続保険に加入している場合
会社員時代に加入していた健康保険をそのまま継続している場合、介護保険料も変わらず支払い続けることになります。
ただし退職時の報酬額をもとに保険料が計算されるため、国民健康保険や国民健康保険組合より負担が大きくなるケースもあります。





特に手続きはいらないのね!
ちなみに、私がおばあさんになって、年金をもらってからも介護保険は支払わなければいけないの?

65歳以上になると、介護保険料は年金から自動的に引き落とされることになるぞ
介護保険の対象者は?

40歳以上になったら、フリーランスでも会社員でも介護保険の対象になります。
対象者は2つに分けることができます。
第1号被保険者:65歳以上の方
第2号被保険者:40〜64歳までの医療保険加入者
65歳以上の人(第1号被保険者)は原因を問わず、病気や加齢で介護や支援が必要になったときに利用できます。
介護保険が使えるのは原則65歳以上ですが、 40歳以上でも特定の病気(特定疾病)に該当する場合は利用できます。
特定の病気(特定疾病)とは
特定の病気(特定疾病)とは、例えば…
・脳血管疾患(脳梗塞・脳出血など)
・認知症(アルツハイマー型認知症など)
・パーキンソン病・ALS(筋萎縮性側索硬化症)
など
これらの病気になった場合、市区町村からの要介護(要支援)認定を受けることができます。
すると、介護サービスが1~2割負担で利用できるようになります。
どんな介護サービスが利用できるの?
介護保険で受けられるサービスは、大きく分けて3つに分かれます。
・在宅サービス
・施設サービス
・地域密着型サービス
在宅サービス
自宅にいながら介護を受けたい方には、在宅サービスが便利です。
たとえば、「訪問介護」や「デイサービス」、「ショートステイ」など、自宅にいながらさまざまなサポートが受けられます。
家族の負担を軽くしながら、自宅で安心して生活できるようにサポートしてくれます!
施設サービス
自宅での介護が難しくなったら、施設サービスが頼りになります。
施設は、「特別養護老人ホーム」や「介護老人保健施設」、「介護医療院」などあります。
基本的に24時間、いつでもケアが受けられるので、安心!
施設ごとにサポートの内容が違うので、どこが合っているかしっかり考えましょう!
地域密着型サービス
「住み慣れた場所で暮らしたい」と思っている方には、地域密着型サービスがピッタリ!
「訪問サービス」や「グループホーム」など小規模な施設が主で、そのまま生活できるので負担も少ないのが◎
介護保険でお金の負担はどのくらい減るの?

介護保険があることで、利用者の負担はどのくらい軽くなるのでしょうか?
介護保険の利用者負担は、多くの方が介護サービスにかかった費用の1割。
ですが、負担率は所得によって1〜3割負担と変わります。
利用限度額はレベルによって変わる
介護サービスの利用限度額は、「要支援」「要介護」のレベルによって決まります。
たとえば「要介護2」なら、1か月の利用限度額は約19万7,050円です。
自己負担1割なら、実際の支払いは約2万円で済んでしまうことになる計算です。
高額介護サービス費制度
1割負担とはいえ、頻繁に介護サービスを利用する方は、負担額も大きくなるのではないかと心配ですね…
そんな時に助けになるのが「高額介護サービス費制度」です!
1ヶ月の自己負担額が一定の上限をこえた場合に、超えた分が払い戻される制度です。
一般的な所得の世帯なら、44,400円が上限です。
ただこれも、上限は所得によって変わるので注意しましょう!
会社員とフリーランスの違い

フリーランスの場合はどうなの?

で、介護休業中は賃金の67%が支給されるのだ!

フリーランスの場合には「介護休業制度は無い」の…!


やっぱり、もしものために貯蓄などで備えることも大切なのね!

また、働けない時の保障として、民間保険の活用も検討した方がいいでしょう!

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毎年、介護保険料を納めるのは国民の義務。
しかし、所得が上がれば上がるほど、保険料の負担はどんどん大きくなってしまいます。
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